最近マスコミを賑わせている「事業仕分け」。あのTV報道をご覧になられて
如何思われますでしょうか。新聞やTVなどは好意的に取り扱っているところ
が多いようで、鳩山政権の支持率を高止まりさせているようですが、
私は、あれの本質は財務省シナリオに沿った茶番だと思っているのだが、国民
は、事業仕分けの官僚対政治家のバトルを観て「無駄を削減している」と錯覚
しているようだ。
皆さんは、野球で、ファール/フェアのラインを引いておらず、1球毎に審判
団を集めて、ファールかフェアかを多数決で決めていたらどう思われますか。
ーーー「事業仕分け」とは、実はこれをやっているのです。
出されている概算要求の予算は、全て法律の根拠を持ったものです。そういう
意味では、無駄なものはないともいえるでしょう。
しかし使えるお金には限度がありますから、優先順位の高いものから割り当て
ていって、限度一杯になれば終わる訳です。優先順位をどのようにして決める
か、それが一番大事なことだと思います。
優先順位は「目指すこの国のあり方」で、政府の「大方針」で決まるのです。
過去でいうならば「〇〇年度骨太の方針」なるものを出し、それに役立たない
ものは「無駄」と見なすべきなのです。だから、人を集めて多数決で決めるよ
うな性質のものではないはずで、
もしもそういうことをやると、場当たりで多数決ですから、ファールラインは
グネグネと曲がりくねり、年毎に変化するものとなるでしょう。
まず「目的ありき」から始めないと正しい予算など作れるはずもありません。
民主党の目指すこの国の姿がないから、こういう奇妙なことを、中継までして
行うのです。そしてバトルを観て、汗をかいていると錯覚しているのです。
しかも、事業仕分けでの結論が決定ではなく、それを参考にして最終決定を別
の組織でやるそうです。さらに、来年からはやらないということです。
しかも、事業仕分けは全体の15%足らずの事業項目しか対象とならず、残り
85%は事業仕分けでは取り上げず、財務省の査定に委ねるのでしょうか。対
象にするかしないかについての決定も、財務省主計局主導でなされています。
大竹文雄氏が、大学関係の事業仕分けを観察した結果の感想は、
http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/
┌--------
ここに挙げられているものは全て、期限付きの競争的資金か、独立行政法人へ
の運営費交付金である。つまり、本来の事業が必要かどうかという判断で対象
が集められたというよりも、
「来年から募集を止めます」とか「来年から運営費交付金をXX%カットしま
す」といえば、それで実行が可能なものが集められているように思えるのであ
る。
└--------
事業仕分けに見える問題は、目的を明確にせず手段に走る、日本人がよくやる
「DO先行」の悪癖なのです。ーーー予算策定方針なしに予算を作るから多数
決で無駄を決めなければならなくなるのですが、そういう無駄な動きを「良く
やっている」と間違った評価してしまっているのです。
97兆円の概算要求が、仙石刷新相の述べたように3兆円削減などに遠く及ば
ず、精々数千億のカットでお茶を濁して終わるのではなかろうかと思います。
大幅な削減は、予算方針を明確にして、方針にに合わないものは計上させない
というやり方でやらねばなりません。
これと類似の話として、
民主党が脱官僚の実現策として述べていたことに、各省庁に政治家100人を
貼り付けるというものがある。民主党が政権をとったら、政治家100人を官
庁に駐在させて官僚をコントロールするという構想である。
----自民党の時代でも50人以上貼り付いていたから、50人ぐらい増やして
もそんな大きな効果はないという話が一般だが・・・
私は、民主党の100人貼り付け策を聞いて、ガッカリした。それは、官僚と
いう人達は、「目を離すと悪いことをする人間」だという前提で考えているこ
とである。こういうモデルを、「巡査と泥棒モデル」あるいは「獄吏と囚人モ
デル」と私は呼んでいるのだが、
ーーーこのモデルが適用された人は「やる気」になるはずがない。
このモデルが実施された組織では、人は、命じられたことだけをしぶしぶ実行
する、ないしは、できれば手抜きをしようと虎視眈々となる人間を育てること
になるだろう、と企業での経験から感じられる。
民主党は、実は脱官僚の目的は何なのか、を漠然としたまま走り出している。
官僚のやってきた不具合は、天下り、無駄な公共投資、などの税の無駄遣いが
上げられているが、その原因を究明することなく、官僚を制御するのだと走り
始めているのである。
目的が茫漠とし、原因を明らかにせず、「DO先行」で行っている事例が雑誌
に掲載されていた。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091106/209074/
┌--------
厚労相の長妻大臣が、自ら電卓を叩いて予算作成を行っているそうだ。それで
予算作成のやり方が理解できたと述べている。
この人は、たしかNECの営業をやったのち日経ビジネスの記者だったと記憶
しているのであるが、あまり人を使うような仕事をやってこなかったのではな
かろうか。
彼は、官僚の話を聞くより、副大臣、政務官の話を聞くほうが多いと自慢そう
に話している。----だから官僚に取り込まれていないという主張なのだろう。
└--------
長妻大臣は、「ムダを排除しながら、役所の文化そのものを変えていきます」
と語る。その、役所文化を変える方法とは、
「人事評価の基準を変えました。様々な項目について目標を設定し、半年ごと
にそれをレビューする仕組みを作りました。その人事評価に基づいて昇進など
を決めていくのです」と述べている。
こういう人事評価項目の変更だけで文化が変わると信じているのなら、それは
「おめでたい」極みだろう。私の企業での経験でいうならば、ーーー数年で替
わるトップの言うことをまともに聞いて実行していたらその組織が破綻する、
と、ーーー厚労省役人の誰もがみな思っているに違いない。
その役所に居座るトップ=嵐)などはないのだから、強風が吹いている間だけ
首をすくめて嵐が通り過ぎるのを待てばよい、と生活の知恵で学んでいる。
長妻大臣の行動は、官僚に何を期待し、どう動かそうとしているのかが見えな
い。まして民主党のマニフェストにある、官僚人員の20%カット等との関連
は更に見えない。
加えて、組織を動かしてきた経験がないからやることがピンボケだし、その自
覚がないから、良く知っている人のアドバイスを受けようともしていないよう
だ。
役人はなぜサービスが悪いのかについて、あるTV番組で前横浜市長の中田宏
氏が述べていたのだが、
┌--------
そこが難しいところなんですよ。即ち、組織体からサービスっていうのはやっ
ぱり生まれるのですね。僕はつくづく横浜でも思いましたけど、公務、行政っ
ていうのは運命共同性が薄いっていうふうに思うのですね。
運命共同性っていうのは何かっていったら、我が社が発展をすれば自分の給料
にも反映する。我が社が駄目になったら自分の生活も成り立たない、という運
命を共同するというね、この気持が(役所では)非常に薄いんですよ。
(潰れるかもしれないという)危機感はないんですよ。しかも法律で守られてい
ますから。
└--------
役所や公的企業のサービスが悪い、非効率である根本原因はここにある。だか
ら、いくら思想革命などを訴えたところで、浸透する度合いは悪いと思わない
といけない。
したがって、成果が測定しやすい類の仕事は、なるべく民営にしたほうが良い
のである。JR、NTT、日本タバコ、などは、民営化で少なくとも官営の非
効率からは脱却できているといえるのではないだろうか。
----そういう面からみても、日本郵政の官営化戻しは、馬鹿げている時代錯誤
の見直しである。
したがって、官僚の効率化を目指すのなら、官僚の仕事の領域を、官僚でなけ
ればできない範囲に狭くしていくことではなかろうか。ーーー100人ばかり
が入って制御できるはずもなく、自ら電卓を叩いて、仕事をしているなどと思
うのなど笑止の話である。
この種の非効率や天下りなどの部分は、私の分類ではまだ「小悪」である。
「巨悪」は、
1−さまざまな規制を作りその権限を離さず民間の活力を削いでいることと、
2−日本全体の生産性を落とし、国際競争力をなくなせていることと、
3−やるべきことをやらない不作為、である。
規制の多さが起業を妨げており、日本経済が沈んでいく原因ともなっている。
また、不作為が同様に日本を低迷させているのであるが、官僚バッシングの昨
今は、ーーー不作為が横行していることであろう。
ある意味、国民がそうさせているのだが、これらについては別の機会に論じた
いと思う。
= この稿おわり =
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃●┃ 読後アンケートの結果。
┗━┛
◇ 賛成 ------------------------------------------------ 74人 (74%)
◇ どちらかというと賛成 -------------------------------- 16人 (16%)
◇ どちらともいえない ---------------------------------- 4人 ( 4%)
◇ どちらかというと反対 -------------------------------- 3人 ( 3%)
◇ 反対 ------------------------------------------------ 3人 ( 3%)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃●┃ お寄せいただきましたご意見や感想。
┗━┛
┌──────────「斎藤さん」
ズバリですね。スパコン開発中止や研究開発費凍結など、日本見限りの心理に
なります。
そもそも社会保障費を削減しなければ無理なのに、どうするのか全く言及しな
い小賢しさ――――。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
国の経済も「入る」を計り「出る」を制すのはずなのに、「出る」のを制する
と国が良くなるような考え方で国政を行うからとんでもない間違いをします。
スパコンなども「入る」の手段の一つであるかどうかの判断ですが、アホのグ
ラドル上がりに分かるはずもありません。西和彦氏が、グラドル上がりの背後
に帰化前の国籍も関連しているのかと書いてましたが、ーーースパコンを止め
て喜ぶのは中国でしょう。
└──────────
┌──────────「1国民さん」
そのとうりです。紋起さんの爪の垢を小○氏に飲ませたいです。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
いえいえ、私こそ小〇氏の厚顔無恥の心臓を見習わねばならない、と思ってい
ます。
しかし小〇氏は酷い男ですね。国のことなど屁とも思っていないようですね。
└──────────
┌──────────「しょーちゃんさん」
一時期公務員をしてたことがありますが、利用者目線でコトをしようと考えた
ら、部全員(課とか係じゃないです!)から総フクロになりました。
〜〜〜何のため、というより、前例上で仕事をしていますからね★
そういう現状改革は必要ですが、囚人としてとか、やみくもに叩く、これでは
組織崩壊するだけです。意識改革を求めるなら明確な目標設定をしなければ。
民主さん、目標設定の仕方と評価の仕方は正しくご存知なのかな?
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
お役人のご経験をお持ちでしたらよくお分かりと存じますが、今のような官僚
バッシングをしていたら、何にもしない役人が続出します。会社でもそうで、
ーーー失敗を咎めたら誰も新しいことにチャレンジしなくなります。
チャレンジした失敗と、手抜きやボンヤリして起こした失敗とを区別せずに、
なんでも役人悪しでやっていると、天に唾することになるでしょう。
└──────────
┌──────────「hideおじさん」
「事業仕分け」という言葉は立派であり、その効果を期待するものではありま
すが、民主党のそれは、どうも「パフォーマンス」という臭いが鼻について、
今ひとつ納得できません。
議員や委員のみなさんの「やる気」はあるのでしょうが、紋起さんのおっしゃ
るように、まず大前提の政策があって、それに沿ってプライオリティーを付け
ていくのが本来の事業仕分けというべきものだと思います。
今の民主党のやり方は、まず「削減」があって、今は赤字であっても将来への
投資、という面の検討が疎かになっているのではないかと思います。
時間が足りないのは判りますが、こんなに焦ることになったのは、あれもこれ
もと欲張ってマニフェストにいれたからでしょう。ことを焦って、
ーーー後で問題にならないよう気をつけてもらいたい、と祈るばかりです。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
予想外に早い政権の座だったのでしょうか、実力のなさが明確になってます。
誰も事前のシミュレーションができてなかったのでしょう。政策も単なる人気
取りを順不同で並べただけのお粗末さですし、国のあり方を深く考えていない
と思います。
----といって自民が考えていた訳ではないですが、官僚丸投げでやってきたの
でなんとかサマになっていたのでしょう。
しかし、民主党は元々筋の悪い党ですから、政界再編を期待したいものです。
└──────────
┌──────────「lonsome carboyさん」
まさにその通りですね。公開吊るし上げの人民裁判のさまを見ているようで、
マスを意識した壮大な茶番劇でしょう。
彼らの判定する「無駄」をカツカツに絞り込んでも、たかだか知れている額で
すが、これをもって巨額の赤字国債発行を容認してもらう意図があるのでしょ
う。それにしても、
年額69億円しか掛かっていなかった自衛隊によるインド洋補給任務の撤退と
引き換えに米国に約束したことは、日本国家にとって何のコミットメントもな
いアフガンへ5年で4千5百億円!?といった大盤振る舞いとは、呆れてもの
が言えない。
そもそも何の根拠があってこの額なのか、国民に説明や承諾は一切されていな
いのではないのか。物事を金で解決しようとする発想は、湾岸戦争時から変わ
りませんね、オザワさん。
これだけの金があれば、日本国民の為に使うべきで、こんなチマチマした事業
仕分け劇などする必要すらないのに。ーーー最近は、怒りを通り越して滑稽で
すらある民主党、まるっきり客観視ができない無能な烏合の衆としか映らない
のであります――――。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
インド洋の給油に代わる案には私もビックリしました。そして、それに対する
野党自民党の攻撃のなさにもビックリしました。マスコミのスルーの程度にも
呆れました。
この国は、本当に狂ってるとしか言いようがないのです。100倍の金を面子
のために使うのをなぜ許容するのでしょうか。
そして、鳴り物入りでやっている事業仕分けの成果は、予想通り1500億円
です。
初めての政権運営だから仕方がないが如き話は、国の運営では関係がありませ
ん。政権運営には若葉マークなどないのです。
└──────────
┌──────────「まいさちさん」
「過去でいうならば「〇〇年度骨太の方針」なるものを出し、それに役立たな
いものは「無駄」と見なすべきなのです。だから、人集めて多数決で決めるよ
うな性質のものではないはずで、私もそう思います。
現政権のやることには基本方針が見えず、パフォーマンスのみに突っ走ってい
るように思えます。その先に何があるのかを考えると、背筋が寒くなります。
まあ、国家解体というのが目標ならば、それで納得できますが、それだけはや
めて欲しいです。
話は違いますが、先日八ツ場ダム周辺を見てきました。橋はいくつも架かって
いるし、付け替え道路のトンネルは掘られているし…完成間近の巨大構造物に
圧倒されました。あれを凍結してどうするというのでしょうか?
費用をかけて解体するなら全く無駄。温暖化による水資源の不足という新しい
状況も見えてきましたので、その方面で検討するという考えはないのでしょう
か? 凍結後の具体策はないのでしょう。
ーーーこれも、パフォーマンスに突っ走った結果だと思います。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
八ッ場ダムの現況をご覧になってのお話には説得力を感じます。今までの予算
の膨らみ方の原因に関する報道はありません。恐らく工事費の肥大化ではなく
補償費の肥大化ではないでしょうか。
もしそうだとすれば、今後の工事の膨張の程度は低くて済むはずで、反対派が
言うほどの出鱈目な高額にはならないと思うのですが。このへんの報道もない
ですね。
5万人の工事推進の署名が集まったと報じられていましたが、水面下でそうい
う動きもあることが分かりますが、小さな小さな記事でした。
└──────────
┌──────────「日本ユ偽フ協会さん」
財務省主計局が、他省庁の官僚説明に対するマニュアルを仕分け員に配ってい
たとか、、、。ま、例によって新聞、テレビでは華麗にスルーでしょうか。
官僚脱却とか言いながら、ここまであからさまに稚拙に官僚に操られるのは、
予想以上の素人ぶり。===現政権を「小一」と解きます。その心は、
・・・足し算しかできない、
とか、
学芸会並みの茶番劇をする小学一年生レベル、
とか、
小沢一郎党を略して。_(..)_ オソマツ!
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
「小一党」、なるほどです。山田君!座布団3枚、日本ユ偽フ協会さんに!♪
強行採決をやって、反対が多そうだったらすぐ止める、とかも加えておいてく
ださい。
└──────────
┌──────────「どんかめさん」40代@男性@自営業@関東
(前略) 投稿二度目です。わたしも、みんなの党に投票した人間です。
「借り物」ではない、紋起さま・OJINさまのご意見はとても力があり、共感し
ています。橋本大二郎前高知県知事が好きで、みんなの党に合流して、国政に
復帰していただきたいと願っています。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
私も、みんなの党は若干の救いですね。党としてはここしかないのかなと思っ
たりします。----凄く残念ですが、自民党は予想以下の動きですね----
ただ、日本のマスコミは少数党に関して報道しないから、なんかかんかと話題
づくりをして、国民から忘れられないようにしなければいけませんですね。
└──────────
┌──────────「茶畑・・・さん」
新聞、テレビでは報道されない部分はどうなんでしょうか。茶番に見せようと
しているような気もするのですが。箱物を造るために、天下り先を確保するた
めに作っていたことも結構見えて、新鮮です。
それにも拘らず有意義なこともありそうですが。一部とはいえ、国民の目を気
にしているのは、好意的に見ています。
報道されない部分、見えてこない部分を知りたいですが、何年か後に歴史とし
て見るしかないのでしょうね。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
事業仕分けが作り出した新しい情報もあるのは確かです。しかし、これはあく
まで、戦略−戦術−戦闘、と区分されるレベルからすれば「戦闘」に区分され
るところで、ここから革新など起こるわけがありません。
戦略なく戦闘だけ見せて、「やってるでしょう」などと報道するサンプロなど
本当にクソ喰らえと思いました。いま日本が考えねばならないのは戦略のとこ
ろで、この国は何で食っていくのか、という部分です。
└──────────
┌──────────「緑の保守派の尊野ジョーイさん」
もっと根本的な疑問を提起している方もいます。
┌--------「高市早苗ブログ」
「納税者に見える場所で、税金の無駄遣いをなくす作業をする」という試みに
は敬意を表しますが、鳩山政権がアピールしている「脱・官僚依存」「政治主
導」からは程遠い実態も散見されます。
事業仕分け作業の現場では、事業執行官庁側の説明者が「仕分け人(評価者)」
である民主党国会議員や民間有識者から厳しい口調で責め立てられながら、必
死の形相で「当該事業予算の必要性」について説明をしておられます。
この「説明者」は、事業執行官庁の「局長または審議官クラス」とされていて
何故か「官僚」が説明を行うこととなっています。しかし、そもそも来年度予
算の概算要求額を決定したのは政務三役であったはずです。
鳩山政権では、政策決定者を大臣・副大臣・政務官の「政務三役」としており
本来は、この度の事業仕分けの対象となっている諸事業の予算要求に責任を負
う政務三役が「説明者」となるべきだと思うのですが…?
仕分け作業の座席図を見ても、副大臣・政務官の座席は、可哀想な「説明者」
とは反対サイドになっており、裁判官と検事のように見える「とりまとめ役」
や「コーディネーター」の横です。
各事業執行官庁の最高責任者である大臣については、座席すら用意されていま
せん。これでは「官僚叩きショー」と名付けるほうがよさそうな見世物です。
鳴り物入りで「脱・官僚依存」を掲げて、役所内の詳細な意思決定に至るまで
権限は政務三役が保持しながら、都合の悪い場面では説明責任を逃れる政務三
役の姿勢には、疑問を感じざるを得ません。
└--------
まったく正論だと思います。
官僚は、予算を決めたのは政務3役である、そちらに話を聞いてくれ!と叫ん
でもいいのではないでしょうか。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
さすがは高市議員ですね。その通りだと思います。しかしその高市議員も自民
党の中では鳴かず飛ばずで、ーーーこれでは先が思いやられます。
政界再編がないままに、鳩山政権成立後2ヶ月が経過しましたが、この政権は
保たないですよ。早くやらなきゃ!と待ち焦がれているのですがねぇ・・・
└──────────
┌──────────「yuuitirouさん」
民主党が目指す国の形ははっきりしています。日本人の居ない日本列島です。
全ての行動は、この線に沿って動いていますから。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
参りました。外国人参政権を強力に推進しようとしたりしている魂胆、と同じ
だったのですね。なるほど。
└──────────