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坂の上の雲を! ――――――――――― by 紋起さん |
☆ 時代の転換点(後篇) ―――――――――――――― 2010/02/17
海外の、トヨタ車リコールに関する報道は凄まじいようで、アメリカでは連日
トップニュースらしい。中国でも韓国でも大々的に扱っていると報じられてい
る。トヨタは日本の象徴だったのだ。
メイド・イン・ジャパンのシンボルだったソニーがこけてしまい、今またトヨ
タが転倒したのではないかと、海外在住日本人の方の心配が新聞に掲載されて
いる。
パリでも、家電は日本製だったのが、いまやサムソンが売り場を席巻している
そうだ。車でもそうなるのではという不安が脳裏を横切ってしまうのだ。
日本のものづくり=製造業)が危機的状況になっていることを意識してNHK
スペシャル「メイド・イン・ジャパンの命運」を1月24日に放映した。
その出だしのナレーションは「ものづくり主役の座は中国に移り、デジタル技
術はアメリカが主導権を握っています。日本は何を造るのか、日本で何を造る
のか、21世紀のメイド・イン・ジャパン模索の現場を追いました」で始まっ
ていた。
そして、超高機能テレビ開発の東芝と、新しいビジネスモデルとして特許販売
で新事業を造ろうとするJVC・ケンウッドとを取り上げて報道した。
また、終わりのナレーションは「日本は何を造るのか、日本で何を造るのか、
それは私達の雇用や国のあり方を問う根本の問題です」と締めくくっている。
日本が直面している問題の現象面だけを集めた入り口レベルでしかないが、始
まってすでに15年も経ってやっとこの程度かというのが私の感想であった。
その一方で、日本から雇用がなくなっていっているのに、まだ、漫然と分配問
題ばかりに注目をして、「命を守りたいのです」などとセンチメンタルなマス
タベーションにふける首相がいたりしている。
そんな暇があれば、日本企業の国際競争力強化シナリオの枠組みでもよいから
早急に担当大臣に描くように指図すべきだろうだと思うが、無理な注文なのだ
ろう――――。
話はコロッと変わるのだが、朝青龍問題でニューヨーク在住の肥和野佳子さん
のご意見をJMMメルマガで拝して感心した。
┌--------
朝青龍の場合は「品格」が問題にされた。品格とは何か。基本的には「文化」
「価値観」の問題だろう。文化や価値観で人を裁いてよいのかということ。法
的根拠として誰もが納得するような規則が日本相撲協会には欠如していること
が最も問題と思う。
日本相撲協会は財団法人で、日本相撲協会の組織的なルールは「寄付行為」、
就業規則的なルールは「寄付行為細則」というものに書かれてある。
「寄付行為細則」には、制裁、懲罰の規定は第95条、96条にあるが、こう
した処罰はどういう行為をしたら受けるのかについては何も書かれていない。
すなわち罰だけがあって、罪とは何か書かれていないという摩訶不思議な状況
になっている。
通常なら「別に記するこれこれの規定に反する行為を行った者は以下の処罰を
受ける」とか書かれて、どのような行為が処罰の対象になる行為なのか、具体
的にいくつか書かれているはず。
日本相撲協会は、明確な法的根拠がないまま、あいまいな形で、時として一貫
性に欠けることもあるやり方で人に処罰を与えていることが問題。
日本相撲協会の規則という私的なものであっても、法治国家なら当たり前の罪
刑法定主義の精神に則ってきちんとなされていないから、外国から見ると誤解
されることにつながる。
└--------
こういう視点での指摘は始めて読んだ。
外国人力士を受け入れた時に、相撲協会のルールの整備が必要だったというこ
とだ。外国人力士が参加しても、日本人だけでやってきたやり方を変えなくて
はいけないとすら思いつかない、
我々の、組織運営とルールに関する意識が、グローバル化に伴っていろんな問
題を突きつけられている身近な一例である。
「朝青龍引退の経緯」
http://diamond.jp/series/tsuiseki/10031/
----彼には「品格」が最後まで分からなかったようである。無理もない----
私達は、日本で当たり前に思われていることは世界でも同じだ、と勝手に思い
込んでしまっていて、日本のルールを勝手に当てはめてしまうのである。
この暗黙の前提が、グローバル時代には通用しなかったり、高度成長期には日
本躍進要因だったのに、逆にグローバル化阻害要因となって、現在の凋落原因
になっていたりする。
2月14日のサンデープロジェクトをチラッと見た時に「ものづくり日本」の
9回目かの特集で、財部誠一氏が「今まで、技術があれば大丈夫だと言ってき
たが、それだけでは駄目だと・・」と述べていた。
過去の彼の主張は、日本には技術があるから大丈夫だというものだが、以前か
ら私が申し上げているのは、日本にできることは、韓国にも台湾にも、そして
中国にもできるということだ。
やがてはキャッチアップされてしまい、技術的優位はなくなってしまうと覚悟
すべきなのである。その時の日本の立ち位置を明確に描きながら、現在の技術
の差を少しでも長く維持するような活動をやらねばならない。
そのためには、経済学でよく使われる喩えである「赤の女王」を常に念頭に置
かねばならないはずである。
「赤の女王」は、不思議の国のアリスに出てくる話で、この国では前へ前へと
走っているのに周りの風景は少しも変わらないというストーリーから、現状維
持をするためだけでも全力で走らないと達成できないのだという意味で使われ
ている。
しかし、現在の日本国内の雰囲気は、「少しゆっくりしようよ。経済発展など
しなくてもいいじゃない」が主流になっているように見受けられる。
それが形として現れたのが政権交代で、その心は「ムダを省けばまだまだやっ
ていける」マニフェストだったのではなかろうか。
だから小善の極である「事業仕分け」を高く評価し続けているのだろうが、日
本の突き当たっている袋小路はそういうことでは突破できない難問ばかりであ
る。
現象面からの話だが、過去に指摘してきたことを整理しておくと、
┌--------
1.日本がキャッチアップ時代に効果を発揮した官主導の産業政策は、効果な
いだけでなく害をもたらしている。それは公共投資が土建国家を作ってしまっ
たように産業構造を歪め、今なお失対事業としての公共投資をせざるを得ない
状態になっている。(亀井大臣の党はこの利益代表者であろう)
2.日本人の特質である気質が、高度成長期には効果を上げたが今はマイナス
に作用するケースが多くなった。集団の和を保つことを大事にするために異論
を唱える人達を排除する傾向が強い。
そういう人材を組織から追い出してしまった結果、時代の流れから外れる根本
問題が存在しても、真の原因を究明する多面的な見方ができない。
3.企業を「ムラ」の代替物として企業コミュニティを形成してきたので、高
度成長期には団結心強く一丸となって突っ走れたが、企業の合併、買収、など
の企業再編時に、旧来組織の壁が強く新しい会社のパフォーマンスが出ない。
4.終身雇用、年功序列賃金体系のため、人材の企業間、産業間の流動性が極
めて乏しい。そのため、生産性の落ちている産業から新しい産業に人が移らず
新しい産業が伸びない。
5.終身雇用、年功序列賃金体系だから、学校卒業したての採用、いわゆる新
卒採用がその会社の幹部候補生要請の主幹となっており、新卒採用から不景気
ゆえに外れた世代は、非正規雇用としてしか職を持てなくなっており、ワーキ
ングプアを生んでいる。
年齢給だから、年を取るほど企業は給与を沢山払わねばならないので採用しな
い。また、正社員の解雇は非常に厳しい条件が課せられているので、正社員と
して採用することを企業はためらっている。
この労働の2局化の解消は焦眉の課題だが、極めて難しい問題のである。
6.新しいベンチャービジネスにチャレンジする人が他国に比べて格段に少な
い。そのため、日本の企業は伝統ある企業ともいえるが、産業分類としても古
い企業が大半である。
7.日本は系列のような垂直分業を主体に生産を構成してきたが、今はデルな
どのように系列でない他社から調達して組み合わせる水平分業のほうが優れて
いるとされている。
しかし水平分業のカルチャーがなく、どうしても仲間から調達する形にしてし
まう。=他社から調達していても〇〇会など組織して仲間として囲い込もうと
する。
└--------
このような既得権益を排除して、この国の慣習を転換することが容易にできる
とは思えない。この作業は、明治維新をも凌ぐ困難なものではないだろうか。
終戦のような外圧もない訳で、いかにしてこの困難な問題を解決するか、その
道が見えない――――。
考えられる着手点は2つ、ベンチャービジネスの奨励と労働の流動化である。
ベンチャーが多く起業されるために必要なことは、規制緩和とベンチャービジ
ネスで失敗しても身包み剥がれるような保証人制度の廃止(禁止)と、再出発を
褒め称えるような風土の醸成である。
また、金を儲けて奔放に遊ぶことなどを咎めないことである。
ベンチャービジネスが、日本での雇用を産み出すのだから、感謝こそすれ非難
してはならないのである。ーーー特に、妬み半分の金持バッシングは禁止だ。
労働の流動化をブレークダウンすれば、同一労働同一賃金の法的強制と、正社
員の解雇規制の緩和、失業者の訓練制度の整備並びに訓練期間の生活保障制度
の整備である。これにより、
皆等しく賃金ダウン(開発途上国からの要素価格均等化圧力)をシェアすること
になろう。
また、同一労働同一賃金になれば年功賃金はなだらかにせざるを得ないと思わ
れる。また、労働者の再訓練で成長分野への労働移動が起こるようになろう。
しかし、これらを実行するとなるには、日本企業が負け続け堕ちるところまで
堕ちないと駄目だろう。したがっていま日本企業が進むべきは、
先日のサンプロで財部氏が紹介していた常石造船の例が示す道である。
同社は、海外に進出(1994年)し、フィリピン、中国で大規模な造船業の展
開をしている。日本では売上約2千億円、社員約960人、協力会社社員24
00人の会社だが、
フィリピンでは社員約490人、協力会社社員5580人、
中国では社員220人、協力会社社員3100人の仕事となっている。
もう一つの例は、睦特殊金属工業社である。
日本では、町田市にある従業員64人の会社であるが、中国に早くから進出し
中国現地法人、寧波東睦新材料股フン有限公司を設立し、粉末冶金の分野で大
きく成長、
現在7社の子会社を持ち2千人の従業員を擁する規模にまで成長している。
2004年に上海証券市場に外資系企業として初めて上場しており、時価総額
は日本冶金に比肩すると言われている。
両社共に既存技術で展開しているのであるが、発展途上の国では数段上を行く
能力を発揮した結果であろう。日本国内の事業展開では、日本人労働者の給与
の高さを帳消しにする生産性の向上は不可能であろうが、給料の安い国での展
開なら、現地の法人より品質、効率などではるかに優位に立てるのである。
進出するタイミングは、まだ成長している現在を逃しては駄目だ。
企業を敵視する民主党の政策に付き合う必要などサラサラないのだから、海外
に現地法人を作り、現地の人を雇用してアグレッシブにやればよい。仕事は、
30年ほど前に既に経験してきたことなのだから、その時よりもっと上手くや
れるはずだ。
伸び盛りの国で展開している事業は、規模、収益共に現在の国内事業を数倍上
回る磐石のものとなるに違いない。
それは、龍馬が土佐藩を脱藩したように、企業が日本国を脱国するのであり、
日本という小さな視野から、世界やアジアに拡がる視界へと転換することであ
る。
企業が次々と脱国するようになれば、この国の政治も変わるだろう。
ーーーこれがこの国の大きな転換点である。
= この稿おわり =
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この記事は、メールマガジン「縄文塾通信」2010年2月25日発行第432号に転載して頂きました。とても
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◇ 反対 ------------------------------------------------ 0人 ( 0%)
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┃●┃ お寄せいただきましたご意見や感想。
┗━┛ ┌──────────「原田さん」
主張は賛成だが、企業が出ていけば国が変わるというのは楽観的過ぎと思う。
民主党政権は4年間は続く。彼らは日本経済がどうなろうと関係ない。=バラ
マキで票さえ集まればよい――――。
個人はどうすべきかが問題。=海外へ簡単に移れる人ばかりではないので‥‥
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
今回書きましたサンプロで取り上げられていた常石造船社のインタビューでの
トップの方の話に、日本の雇用を守るという言葉が複数回出ていたように思い
ます。
政府の代わりに涙ぐましいと思いましたが、雇用を守ることを企業が目的に加
えると、良くない意思決定をしそうで危ういなと思いました。
確かに民主党政権は、企業がどうなろうと関係なしと思っているでしょうが、
2〜3社、本社を海外に移せば----日本からの脱出ではなくて、アジアを国と
思って活動すれば良いという意味で脱国と書きました----新聞やTVが騒ぐで
しょうね。
マスコミが騒ぐと、票を取れないという危機感が出て行動は変わるでしょう。
私は、4年先に衆議院の総選挙となる前に民主党政権は退場していると思いま
すが。
└──────────
┌──────────「日本ユ偽フ協会さん」
┌--------
企業が次々と脱国するようになれば、この国の政治も変わるだろう。
└--------
企業と政治屋の変節は、(特に今の小一政権は)あまり関連性がないので、どち
らともいえないに投票しました。
朝青龍は、外国人の問題でなく、単に個人の問題だと。(笑)===外国人力士
(という括りが嫌いですが)に同じ傾向があるかといえば「ノー」ですから。
犬HKをはじめとする報道は「日本は物づくり命」「他国が追いついた」「日
本は成長できないのでもう駄目」って筋立てばかりで、と、ものづくり=機械
製造にすり替えてますが、本当にそうでしょうかって思うのですね。在日マス
コミですし。
基礎技術みたいな部分は日本が苦手と言われてましたけどどうなのでしょう。
金属加工、製鉄、リサイクル精錬、液化ガス、あの総理のママの実家ブリジス
トンのタイヤ。資源から材料へ繋がる部分での技術ってダントツらしいです。
知りませんでした。ーーー家電や車だけ見てたら本筋が見えない気がします。
「サムスン・LGっても、日本から機械買って組み立ててるだけ」と揶揄され
たりしてます。商売・デザインはうまいけど基礎技術の育成をしないと次にい
けませんから。ーーー20年後、インドあたりに追い抜かれて、日本以上にひ
どくなりそうですが。
転換や変化が、いい方向だけに変わると思ったら大間違いってことです。
===「政権交代」がいい例です。
┌--------
日本で当たり前に思われていることは世界でも同じだ、と勝手に思い込んでし
まっていて
└--------
そのとおりですね。もっと「普通の国」にならなくちゃと思うのです。
相手は相手の欲と都合で動く。善悪なんてレッテルを貼るのも意味がない。話
しをして分かり合えたのはよほど運が良かったから。そう考えれば国内にいよ
うが外に出ようがあまり変わらないでしょう。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
朝青龍の個人的な性格はあると思いますが、ロシア力士の大麻事件=露鵬、白
露山でしたか)とか、また、名前が不確かですが荒っぽい相撲で注意を2回ほ
ど受けている外人力士とかがいたように思います。===自分達が子供時代す
ごした国で刷り込まれた行動パターンは、そう簡単に抜けないのではないかと
思います。
言われるように、化学とか繊維とかで日本の技術が進んでいるところはあるの
ですが、例えば海水から真水を作る逆浸透圧膜などは日本の独壇場ですが、材
料供給会社の1つでしかなく、プラントは他国がやってますから、利益は雀の
涙です。
細切れの優位性を持つ部品や材料を持っていても、それなしに目的を達する方
法を開発されたり、代替品を作られたりで、長続きしないことが問題だと思い
ます。
└──────────
┌──────────「中山香さん」60代@男性@関東
┌--------
本業の業種が変化していくのは日本でもそうでして、それが子会社の形でなさ
れていたりするのですが、最近はそういう変化もすくないですね。有名な変化
は、古河鉱業→古河電工→富士電機→富士通→ファナックのように変転激しい
のがありましたが、今の時代はこういう変化が本当にないですね。
└--------
この変化が本当に、業種変化、つまり産業構造の変化への対応として21世紀
の日本産業の参考になるとしたら、それは何で、どこを変えればグローバルな
対応力を強化できるのか?
また、過去に日本の製造業がとってきた「分社」政策の背景、狙いと結果の評
価はどうか…と、考え込んでますよ。
まあ、今までの製造業を担ってきた者の一人としては、全否定はできない心情
でもありますが。
業種変化への対応として、古河グループの分社を引用されてますので一言。
富士電機製造は古河グループとドイツのシーメンスの合弁会社ですよね。
社名富士の「富」は古河グループの「フ」、「士」はシーメンスの「シ」だそ
うですから、社名を考えた人は当時何か思うところがあったのでしょうね。
1935年に電話関係を富士通信機製造(富士通)として分離した。
ちょっと横道にそれますが、富士通には社名で笑い話があるのですが、よく運
送会社と間違われたそうです。=日通さんと同業と思われた。(^○^)
ーーー元に戻ります。
その富士通の制御事業を分離したのがファナックさんですが、何で企業カラー
が「黄色」か。富士通さんは、事業分野ごとに使用する用紙の色が違っていて
制御事業は「黄色」だったからと言われています。
分離独立後もその黄色に拘り、企業カラーとして建屋からオシボリまで黄色に
した稲葉清右門氏は、何を心に刻んで富士通ファナックの経営を行っていたの
か。
一説には、通信・コンピューター等の本事業と、制御事業を一目で区別できる
ように、黄色の用紙を使わされたという話もあります。大企業によくある企業
内差別=赤字事業やマイナー事業へのいじめ)だったのかもしれません。
サンプロで紹介された企業例に触れておられましたが、「成功企業の裏話」が
本当は聞きたいが、それは財部さんの有料講演会で聞くしかないのかもね。
同じ日のフジテレビ新報道2001では、ブームになりそうな「坂の上の雲」
「竜馬」の作家、司馬遼太郎を取り上げていました。
関川夏央氏の話は面白かった。
司馬遼太郎の小説で扱っている主人公は、当時は決して歴史的に注目されてい
る人物ではなかったそうです。明治維新前後を扱う場合は、西郷、大久保、伊
藤であって、坂本竜馬は認知されていない。
また、連載した新聞もサンケイ新聞で、これも決してメジャーではない。その
ほか、小説に対する司馬遼太郎の考え方も披露してました。
要は、世間が注目していない、スポットライトが当たらない処、つまり、陰み
たいな、それでも決して闇ではない処に、何か時代の変化に対応する「力」が
あるのではないか?と思ったりするんです。
ファナックのワンマン経営者(オーナーでもない癖に)と言われた稲葉清右門氏
の言葉です。
「技術には歴史がある。しかし技術者には過去はない。ただ、創造あるのみ」
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
現役時代の仕事で富士電機さんとは付き合いがありましたが、社名の由来や、
富士通さんの運送業に間違われたこと、ファナックの黄色コーポレートカラー
の由来、聞き始めで興味深かったです。ありがとうございます。
稲葉さんの言葉らしいですね。この方は会社に図書室など不要、文献になって
いるのは時代遅れだと言って図書室はなくして、徹夜した研究者が眠れる仮眠
室を作ったモーレツの経営者ですから。
常石造船社や睦社の話は、OJINさんや知人の方が良くご存知ではないのでしょ
うか。
睦さんの子会社、ニンボートンモー公司は上海証券市場上場ですから、裏話は
成功談に変わっているでしょうが。財部さんは数日の取材でしょうから、上辺
だけだと思います。
└──────────
┌──────―───「ととさん」
1.JMMメルマガのコメントなどで「禁止事項を示せ」とあります。
しかし、たとえば刑法には「人を殺すな」とは書いてありません。「人を殺し
た者は死刑又は無期若しくは三年以上の懲役に処する」としかありません。
そもそも禁止事項をすべて網羅することは不可能ですし、書いてないことは何
をやってもよい、という欧米式の悪しきやり方というべきです。
不文律というか、日本の社会常識を教えるのは親方の仕事だったのではないで
しょうか?
2.日本にもベンチャーはいっぱいあります。
ただ、良いものでも残念ながら最後の最後に資金の目途がつかず、消えていく
ものが多いのです。ご指摘のとおり税制の問題もあるし、たった1回の失敗を
も認めない日本の悪しき完璧主義や減点主義もあると思います。
さらに、日本人の自信の無さというか、責任逃れというか、欧米からきたもの
なら、例え日本人が開発したものでもありがたがるということはありますね。
この風潮は一朝一夕ではどうにもなりませんが、ここに中国が目をつけ始めて
いることは注意する必要があります。ーーー細かい話は省きますが、金を出す
フリだけで、技術ノウハウをタダ取りしようと虎視眈々というところです。
すでに、技術があり金儲けが下手な会社が中国資本になったという報道を目に
します。
少なくともベンチャーを応援するようなことを税制面から考えなければ、日本
はジリ貧になりますね――――。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
刑法には全て、〇〇をしてはならないなどと書いてありません。書いてあるの
は憲法で、13条に===「全ての国民は個人として尊重される。生命、自由
及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り最大
限の尊重を必要とする」ーーーと規定されています。
日本にもベンチャーはありますが、起業する数は他国に比べて格段に少ないで
す。小学生の、将来なりたい職業でも「社長」が出てこないのですね。あまり
格好の良い仕事とは思われていないようです。
〜〜〜まず、社長を、なりたい職業にしなくてはいけないと思います。
└──────────
┌─────────「御座候さん」
本来、脱官僚とは、まさに途上国型の「官主導の産業政策」や公共事業のバラ
マキによる土建国家化から脱却することに最大の意義があったはずなのですが
民主党政権の脱官僚は、「事業仕分け」という倹約のみに矮小化されてしまっ
た観があります。ーーー郵政民営化見直しなど、寧ろ「官の肥大化」に繋がっ
ている側面すらあります。
ーーー最近では「個所付け」問題で露骨な利益誘導政治を見せていますね。
----みんなの党の脱官僚は、規制緩和重視であり、意義を正確に理解できてい
るように思います。
民主党の言う脱官僚とは「大臣が官僚に威張り散らし、党幹事長が政府に圧力
をかけること」なんでしょうかね?
政・官のパワーバランスの変更ではなく、政・官・財複合体そのものの解体こ
そが必要なはずなんですが・・・・
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
民主党の脱官僚など空念仏の最たるものですね。最近のサラリーマン川柳で、
「チェンジとは 言ってたことを 変えること!」=マニフェスト無夫
というのがありましたが、けだし名句です。
政治家が官僚に対して威張ることが脱官僚というのは、本質を的確に表してい
ますね。こんな奴に誰が随いていくかというザマでは、先が思いやられます。
└──────────
┌─────―────「churinさん」70代@男性@海外
外国人を受け入れた日本相撲協会が、その外国人に合わせて変化しなかったこ
とに非があるのか、それとも、日本伝統スポーツである相撲の文化になじまな
かった外国人力士に非があるのか、どちらでせう。
「郷に入りては郷に従え」は英語にもあり、おそらく世界のどこでも通用する
考え方であると思ひます。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
郷に入れば・・は“When in Rome do as the Romans”ですが、
あくまでもDoで、思想まで変えろではないのでしょうね。
また、日本の中でも品格など難しい問題でありまして、親方が教えられるもの
ではないように思います。
----私も、品格をどう説明したらよいのか分からないですね。正直----
そういう難しいことは、書いた上で、教える機関と研修の機会を作らねばなら
ないと思います。
└──────────
┌─────―────「房ノ助さん」
日頃より勉強になっています。
┌--------
有名な変化は、古河鉱業→古河電工→富士電機→富士通→ファナックのように
変転激しいのがありましたが、今の時代はこういう変化が本当にないですね。
└--------
世界では、ソ連の衛星国であったフィンランドのノキアも該当します。今は世
界最大の携帯電話メーカーですが、最初は製紙パルプ会社であり、次にゴム会
社になりました。
しかし、日本で子会社・孫会社方式でなく、一からベンチャー企業を醸成する
のは、特許法と資本がネックで非常な困難を伴うと想像します。
----松下幸之助さんの独立時の逸話を検証すれば、今、同類の事業を松下さん
ができても、中村修二さんと同じく提訴され、渡米でしょう――――。
ところで、朝青龍と全く利害関係はありませんが、横綱の品格の定義が日本相
撲協会に皆無なら、理解できない朝青龍を含むモンゴル人や他の外人に対し、
日本相撲協会が明確に教育をしなかった事実経過となり、
ーーーその教育を怠った日本相撲協会がそもそも悪かったとなります。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
ベンチャーは、一度やった人にとってはそう困難なことではないようですが、
初体験の人には困難に見えるものだそうです。
でも周りに自立する人が多くいれば、チャレンジする人も増えるのでしょうが
日本ではみんな社畜になりたがるようでして、この精神風土をいかにして変換
するかが当面の一つの課題ではないでしょうか。
もう一つは、ベンチャーを立ち上げてある規模になったら他人に手放してキャ
ピタルゲインを得るというのが出世街道と思われるようになればいいのですが
なにか、潰れるまで昔の城主のような郎党の面倒をみるイメージが強いのです
が、これも変えないといけないでしょうね。
朝青龍問題は、教えない協会が悪いのだと思いますが、ガッツポーズぐらいで
品格問題だという横綱審議委員会も悪いと思いますね。
└──────────
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
とうとう紋起さんも、国外脱出しか日本企業が坂の上の雲を仰ぎ見れる途がな
い、ーーーと結論せざるを得なくなってしまいましたですね〜〜〜
企業は利益をあげて存続していかなければなりませんから、アホ民主党とそれ
を支持する衆愚にお付き合いして共倒れしなければならない義理はないわけで
すから、ーーーほんとにそれしか途はございませんでしょう。
人口が減っても身の丈に合ったレベルで、とかの、歯に衣着せずに申すならば
「無知蒙昧」な考えの方も多いようですが、ーーーどうしてこの簡単な計算が
できないんでしょうか?
人口が4千万人でも何千万人でもそりゃかまいませんけれど、そこへ到る途中
の数十年の間がどんな按配になるのか、計算して仰っているのか?理解不可能
です。ご高齢の方ならば一番身近に影響してくるのは年金でしょうが、いった
いどうなると思っておられるのでしょう??
ーーー自分が生きている間だけ大丈夫ならいい、とでも思っておられるのか?
で、若年社会人の皆様は? これから社会負担がどれだけ「厳重」になるか、
〜〜〜どんかめさんが書かれた「飼い殺し」国民‥‥ただ、かなり状況は違い
ますけれど、東京都が美濃部知事で滅茶苦茶になった後、鈴木知事に代わって
立ち直ることができたように、
民主党政権で一旦堕ちるところまで堕ちる日本、、その後、揺り戻しに転じて
復活することができるかどうか・・・に、期待をつないでみたいと思います。
└──────────
▼
┌──────────「紋起さんから」
脱国は少し誤解を与える言葉でした。日本を捨てるという意味ではなく、
「アジア」が「土佐藩に対する日本」というような位置付け、で、経済活動を
すればいい、というイメージなんです。
しかしこの際、本社機能は税金の安いところに移せばいいですよ。香港、シン
ガポールはその点でタックスヘブンみたいなところですから、日本人も目が醒
めるのではないでしょうか。
新聞報道でご存知と思いますが、鳩山首相が企業の内部留保に税金をかけるだ
とか、菅財務大臣が高所得者の税率を上げて子供手当てを支給するとか、共産
国家にするようなアホ〜なことを言ってますが、
こういうポピュリズムの行き着く先を一度国民が体験しないと、能天気の酷さ
が分からないと思います。ーーー本当に、手の施しようがないアホですね。
将来の年金がどれだけ支給されるのかを一度勉強しようと思っているのですが
なかなか進んでおりません――――。その暇がないぐらい下らないことを民主
党政権はやってくれますので、大変困っております。
└──────────
▼
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
なるほど〜「今の日本は江戸時代の土佐藩相当で、今のアジアが当時の日本全
体」という概念なんでございますね〜 いや本当に、情報伝播や移動時間距離
感覚その他から考えればそんなものかもしれません。
そうすると、
苛政に陥ったバカ殿様が治める藩の商工業者が(百姓=庶民もか?)、たまらず
に、善政で知られ税金も安い名君が治める藩へと本店を移したり、という感じ
になるわけでございますね〜
わたしは、
花嫁計画にはご賛同いただけませんでしたので、こういう流れの延長線上(?)
で、ーーー公になれば日本中がアッと驚く?非難轟轟?===紋起さんご主張
の流れを加速させるプランの「下工作を既に開始」しております。(^^)
障碍が起きるのが面倒なのでメルマガには載せられませんが、「アジアの街角
から」は、発言するだけではない「実行する」媒体というスタンスでございま
すから、その節には紋起さんも、宜しくご協力のほどをお願い申し上げます〜
いや、売国じゃなく、愛国のプランでございますからご安心のほどを〜(^○^)
ーーーだいぶ痛みが伴うかもしんないけども・・・(-ε- )→(^O^)
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┌──────────「ningleさん」70代@男性@北海道
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どんかめさんが書かれた「飼い殺し」国民‥‥ただ、かなり状況は違いますけ
れど、東京都が美濃部知事で滅茶苦茶になった後、鈴木知事に代わって立ち直
ることができたように、
民主党政権で一旦堕ちるところまで堕ちる日本、、その後、揺り戻しに転じて
復活することができるかどうか・・・に、期待をつないでみたいと思います。
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要するにそうなんですが、時期と人材が間に合うか如何、だと、後1年で末期
高齢者の畏友は申しますし、あっしも左様に考えますね。
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┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」
!時代が希求すれば人材は必ず現れます!
いまはあの小鳩を‥時代が求めいるんでございますよ〜〜〜(^O^)
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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