┌──────────「Jan さん」50代@男性@会社役員@関東
インドは素晴らしい国で、私が親しくなったインド人は素晴らしい人でした。
数年前、インドからのある輸入製品が莫大な利益を生んで、発足間もない私の
会社が支えられていた時代がありました。
その製品は、生産するために危険な技術が必要であり、そのメーカーの社長は
技術をドイツ留学時代に学んで、帰国後企業化したのです。
ところが、ナニシロ完璧な技術が確立されていないとすぐに爆発して危険なの
で、他社の参入は困難で、したがってそのメーカーしか生産していませんでし
た。
ある時、大手の某商社が販売権を取ろうと、激しくそのメーカーにアタックし
てきました。
その当時の私の会社は、発足間もない弱小中小企業でしたから販売力が弱く、
大手商社に出てこられると間違いなく商権をそこに取られてしまう可能性が強
かったのです。
インドのその会社のオーナーは、その大手商社のPRに触発されて日本のマー
ケットを見るべく来日してきました。ーーーもう万事休すです。(>_<;)
そして、そのオーナーは先ず私の事務所に来ました。私はそのオーナーをフル
アテンドすべく、くだんの大手商社訪問まで屈辱のアレンジをさせられたので
す。
そのオーナーをあちこちつれまわして、来日3日目に、午後3時間ほど空いた
ので、事務所の近くにある愛宕山に連れて行きました。そこで私は頂上にある
愛宕神社に参拝したのです。
私の家は神道ですから、正式な方法で参拝しました。ところが、そのインドの
オーナーも私に習って参拝するのです。
彼はヒンズー教の信者でした。ヒンズー教は日本の神道と同じように多神教で
す。ですから私が神道で、神社で正式に拝礼したことが彼に強いインパクトを
与えたようでした。
彼は言いました。「あなたのような神を敬う人とは、長くおつきあいがしたい
です」〜〜〜弱小・中小企業が大手商社に勝った瞬間でした。\(^o^)/☆ミ
こんないい人がインドにいることを忘れてはいけません。
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┌──────────「はぐれ雲さんから」
良いお話を聞かせてもらいました。
インドビジネスで成功する最高の秘訣…、秘訣でも何でもありませんが…、
有能な‘良い人’との‘出会い’です。「一期一会」の縁、インド人は非常に
重要にします。人を見抜く業も身に着けているようです。
ヒンズー教は、日本の神道に似た信仰の集大成ですが、皆敬けんな信者、自分
の信じる神に対する拝礼を決して怠りません。
ご紹介頂いたケースは、同じ心根の人を見てオーナーが感動したのだと思いま
す。
インドも中国も良い人の確率は同じでしょうが、インドの場合は宗教を非常に
重んじる世界、性格的に自己主張も強く、プライドも高い人種、自由に自己表
現する社会です。
それだけに‘心で付き合える友人’ができやすく、ビジネス・パートナーとし
て付き合える人も多いような気がします。
利に聡いインド人ですが、有能な人の判断基準は‘人との関係’とビジネスの
‘継続性’にあると思います。家族付き合いが始まれば、益々親交が深まるで
しょう。好関係が長く続く事をお祈りいたします。
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┌──────────「はぐれ雲さんの紹介」
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9年間インドに関わってこられた「はぐれ雲」さんの、インドに関するあれこ
れをこれから連載してまいります。ーーーウチの読者の皆様は、中国に関して
ならベテランがたくさんいらっしゃるでしょうが、
インドとなるとインドのニーハオ、シェーシェーもご存知ない方が大半であろ
うと思います。ねえ、
インドも美人が多いんですよ〜〜 と、そういうことは措いといて〜、(^^;
〜〜〜はぐれ雲さんのインド事情の薀蓄、お楽しみをいただけますように!
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。